お酒はおちょこで三杯まで・・・

こんにちは。オンラインショップ担当の望月です。

皆さんは、お酒を飲むのが好きですか。私は大好きなので、毎晩飲みます。

お酒を飲める20歳になってから、今現在40歳になるまで、母親には「お酒を飲みすぎてはいけないよ」と事あるごとに注意されて生きてきました。過保護と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、それほどまでに注意されないと飲みすぎてしまう自分がいますからどう仕様もありません。少しは控えなきゃと思うときもあるのですが、一度お酒を飲んでしまうと、あまりの美味しさに止まらなくなります。

大学生のころの話です。徹夜で早朝まで仲間と飲み、帰宅しようと思って乗った山手線の始発。その電車の中でつい眠り込んでしまいました。ハッと気づいて起きた時には、最初に乗った駅と同じ駅にいました。「あれ、おかしいなあ」と思い、腕時計を見ると、始発時間より5時間過ぎているじゃないですか。山手線は大体1時間で1周します。ということは、5周してしまったわけです。朝からこんなに山手線を愛したもの好きは私くらいなものです。その他にも挙げればきりがありませんが、この場では苦渋の決断で、ここまでの公表としておきます・・・。

そして、迷惑なことに、時には、家族以外の方たちにもご心配をおかけします。最近、とある先生からは、お酒を控えるお守りまでいただき、「これは気をつけなきゃいけないな」と思い知らされました。

ここで、白駒妃登美さんの著書『なでしこ歴史物語』から一節をご紹介します。


――私が以前、三重県松坂市の本居宣長記念館を訪れた時、そこには、(本居)かつからの手紙が展示されてありました。実は、宣長は無類の酒好きで、意外にも羽目を外すことが多かったようです。飲みすぎてはトラブルを起こすこともあり、それを風の便りで聞いたかつが、手紙を出すんですね。「酒はおちょこで三杯までですよ」って(笑)。
いくら相手が自分の息子だからって、大の大人に対して、おかしいですよね。その他の手紙からも、彼女が息子の生活の細かな部分にまで注意を促していたことが分かります――

あの本居宣長ですら、大人になっても、母親にお酒のことで注意されていたという事実を知り、正直安堵した自分がいました。他人のふり見てわがふり直せで、私も反省しなければなりませんが・・・。

結婚してからは、母親とは暮らしていませんが、妻に「飲みすぎないでね」とよく言われて過ごしています。

 

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