家庭の決まりごと

こんにちは。オンラインショップ担当の望月です。

皆さんの家庭では「決まりごと」ってありますか。私の家庭では「汚い言葉」「相手が嫌がる言葉」を言うと罰金として小銭を貯金箱に入れることになっています。たとえば「バカ」は300円、「アホ」は200円、「頭が悪い」「マジ」「ヤバい」は100円となっています。

この決まりごとは約1年5か月前の新婚旅行の最中に生まれました。なぜなら、私の口癖が「バカ」だったので、妻の気持ちを害してしまったからです。あまり意識はしていなかったのですが、妻に指摘され、罰金を積み重ねていくうちに自覚することができました。

妻は妻で、私のような「人が嫌がる言葉」をほとんど言いませんでしたが、私と一緒に生活していくうちに「マジ」や「ヤバい」など、普段あまり発していなかった汚い言葉を使う機会が増えていました。本人もそのことを気にしていたので、その言葉にも罰金を課すことにしました。

この決まりごとを意識して生活すると面白いもので、妻に何かを発言する前に、一歩踏みとどまって頭で一度整理してから話すようになったので、妻の気持ちを害することも昔よりは減ってきました。

昨年の9月で、結婚生活1周年を迎え、貯金箱を確認すると25,700円も貯まっており、そのお金で両親と食事をし、余ったお金で結婚記念日を祝いました。結果的にはうれしいことにつながり、この決まりごとは今後も続けていこうと妻と話しています。

ここで『ニューモラル 心を育てる言葉366日』2月14日‴美しい言葉を使っていますか?‴をご紹介します。
――家庭の中で、日ごろ親は子供に対して何を語り、どのような態度で接し、どのような後ろ姿を見せているでしょうか。
「ありがとう」「大好き」「うれしい」「きれいね」「ごめんなさい」……こうした言葉を聞くと、心にふわっとした温かなぬくもりを感じます。言葉は、私たちの心を映し出す鏡です。美しい心からは、美しい言葉が生まれます。同時に「美しい言葉が美しい心を育てていく」とも言えないでしょうか。自分自身の心を育てるためにも、美しい言葉を積極的に使っていきたいものです。
家庭内でこうした言葉がいつも飛び交うようになれば、どんなにすばらしいことでしょうか。子供の美しい言葉、思いやりの心を引き出すのは、親自身の美しい言葉であり、温かな思いやりの心なのです――

近い将来、私たち夫婦の間に生まれてくる子供が、美しい心で美しい言葉を使って成長していくためにも、まずは私たち夫婦が率先して、美しい心で美しい言葉を使いながら日々の生活を改めていこうと思います。そして罰金での積み立てではなく、徳の積み立てを増やしていこうと誓う今日このごろです。

 

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