「運のいい子」に育てる?

子育てで1番大切にしていることは何ですか?

 こんにちは。広報担当の定方です。
もしこのように聞かれたら、子育て中のパパさん、ママさんならどのように答えるでしょうか。

 昨日(2020年8月4日)、当財団がお届けしているラジオのトーク番組「ニューモラルの心に学ぶ」(神奈川のラジオ局・かわさきFM)に、柴田美智子さんが電話出演されました。
 

柴田美智子さんは、若い子育て世代のアドバイザー的な存在として活躍中です

 毎回、番組後半では、全国各地から1名のゲストに電話でご出演いただくのですが、今回の特別ゲストは、岡山で子育てサークルを主宰しておられる柴田美智子さん。数年前に『れいろう』誌で子育てに関する連載をしていただいた方です。
 
 柴田さんはご自身も子育てをしながら、35年ほど前から子育てサークルをスタートされ、今では若い子育て世代のアドバイザー的な存在として活動を続けておられます。そんな柴田さんが今回、これまで蓄積された子育てに関する知識・知恵を本にまとめられ、それを読ませていただいたのですが、その中で特に心に残ったことは「運のいい子」に育てる、という内容でした。
 

「運のいい人」の共通点から探る、親にできることとは

  • 病気になっても回復する人
  • なぜか災難から免れる人
  • 大難が小難で収まる人
  • 必要な時に必要な出会いがある(助け人が現れる)人

 これらの人々に共通していることは「運がいいこと」だと柴田さん。もちろん、これまでの本人の自助努力が大切なことは言うまでもありませんが、人間の力や人知を超えた、天の采配としか言いようのない境遇を得て、天を味方につけるような人生を歩む人に育ってくれたら、親としてどんなに安心でしょうか。
そのために親にできることとは?
 
柴田さんはこうおっしゃいます。
「親が神仏を大切にし、自分の心を磨く勉強を続け、感謝の心をもって他者の役に立つ生き方をしていると、子供が外に出たときに何か起こっても、よそ様に救われる。運のいい子になります」と。
 

そういえば、私自身の人生を振り返ると……

 小学生になったばかりのころ、友達の家に遊びに行きたくて家を出たものの、途中で道に迷って泣きそうになっていたことがあります。すると、たまたま通りすがったおじさんが「定方さんところの孫だろう?」と呼びとめてくれて、車で送ってくれたことがありました。聞けば、そのおじさんは祖父の古くからの知り合いだったようです。
 
 それからもそうした出来事は何度かありましたが、思えば、父親からは「お前はご先祖様の余徳に守られているんだよ」という話を聞かされてきました。まさにその通りだと思います。
 
 親や祖父母、その先何代にもわたってご先祖様たちが感謝の心で、社会の役に立つ生き方をしてきてくれたから今の自分がある。ご先祖様に恥じない生き方・子育てをしたいなと思いました。そして、そんなことを思い出させてくれた柴田さんに感謝しています。
 

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(モラロジー研究所の公式ホームページにとびます)


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