「紙一重」の分かれ道
こんにちは。オンラインショップ担当の小林です。
地域のボランティア活動で葦(ヨシ)刈りをした時のことです。
ある先輩から、こんな話をうかがいました。
「ヨシとアシは同じ植物なのよ。
もともとの名前は“アシ”だけど、
音が“悪し”を連想させてしまうから、
ひっくり返してヨシと呼ぶようになったの。
その時々の人間の都合で呼び分けたりすることもあるわよ。
何かの材料に使いたい時はヨシ。
邪魔な時はアシってね」
人との関わりが深い植物ですね。
“ヨシ”と“アシ”、“善し”と“悪し”……
でも、葦は植物だから善くも悪くもなく、
本質は中道ってことかしら……?
という具合になんだか頭がグルグルしてきました~~。
鍵山秀三郎先生の著書『凡事徹底が人生を変える』
から一節をご紹介します。
――協調性と他人依存は紙一重、
向上心と自己顕示欲も紙一重、
信念と自己中心も紙一重です。(中略)
ある人に本当の協調性があって、
向上心があって、信念があって、彼の持っている
自信が本物であるかどうかというのは、
その人がどんな志を持っているか、その人の持つ
志によって決まるような気がします。
ただし、志にも二面性があるので、
気をつけなければなりません。――
協調性、向上心、信念など、どれについても紙一重の分かれ道。
ならば、その時こそ「中道」の立場から、
あらためて左右どちらに行くのかを検討できる
自分になりたいな……と思うのでした。
鍵山先生のメッセージが目次からもあふれている一冊です!
ぜひ、下記のページで【主な内容】を確かめてみてくださいね。