1年を振り返って

こんにちは。オンラインショップ担当の小林です。

 

「こんな職場で働いてみない? 」

そう、友人に声をかけてもらったのは、今年2月のこと。

今年は、あるボランティアの役員任期が4月半ばで終わる、ちょうど切り替えの年。

また、ボランティア活動を続けるには経済的なゆとりも必要と、考えていた矢先のことでした。

面接のために訪れた職場では、実に驚くことばかり!

誘ってくれた友人のほかにも、私生活でお世話になっている方々が働いていたのです。

人と人とのつながりにご縁を感じました。

 

ただ、私には3月・4月と出勤できる日が数日しかなかったのです。

“年度末や年度初めの大切な時期、しかもすぐにでも出勤できる人を探しているのだろうから、

これでは断られてしまうな~”と、思っていました。

ところが、配属が決まった出版部では、上司たちが

「小林さんが安心して、安定した出勤ができるようになるまで、こちらで何とか頑張りましょう」と話し合ってくれていたのです。

友人からその話を聞いたとき、とてもビックリしました。

「代わりはいる」という言葉を、これまでたくさん聞いてきたからです。

“こんなふうに温かく見守ってくれる方たちのために、何かできることを頑張らないと”と思った出来事でした。

 

『一日一歩「道経塾」名言集 Part4』の中から、一節をご紹介します。

――大事なのは言葉じゃない、具体論で従業員を大切にすること。

そうすれば人が輝いて、会社に活力が生まれてくるんです。

会社が続いてくためには利益をあげることも大事。

でもそこに至るプロセスに「人への優しさ」が抜け落ちていたら、どんなに黒字であっても、

その会社は社会に役立っているとはいえないですよね――

(一般社団法人アソシア志友館理事長・柴田秋雄さんの言葉より)

 

「道徳と経済の両輪があってこそ、人々の幸せは実現し、企業は永続発展の道を確かなものとできる」

という「道徳経済一体思想」を、この4月に初めて知り、とてもワクワクしました。

そのエッセンスを凝縮した1冊。おススメです!