遊ぶように学ぶ

こんにちは。オンラインショップ「道徳の本屋さん」店長の佐野です。
私には、小学生と幼稚園児、未就学児の3人の子供がいますが、ここ数カ月、その子供たちが欠かさず見ているテレビ番組があります。それは、日本や世界の美術品をモチーフに作ったアニメーション付きの歌を繰り返し流す短い番組です。

その歌とアニメーションに、子供たちは毎回テレビにかぶりついて見ています。その番組で流れる歌とアニメーションは、モチーフとなった美術品からイメージを膨らませて作られているものの、全く異なる解釈と世界観で作られているため、美術に精通している人から見ると悪乗りしているように感じられるかもしれません。

しかし、毎回その番組を見ていた子供たちが最近、モチーフになった美術品そのものに興味を持ちだし、美術館や博物館で行われる展覧会のテレビコマーシャルを見ては、「これ、あの番組で見た絵だ。お父さん、これ見に行きたい」と言ってくれるようになりました。子供たちが食いつきやすい歌とアニメーションという手法を使いながら、子供たちに美術への関心を湧き起こさせる、この番組のすごさをあらためて感じました。

さて、私どもが取り扱っている商品に『親子で学ぶ偉人物語』という10冊の小冊子がまとまったセットがあります。1冊24ページほどの絵本仕立ての小冊子ですので、親子で読み聞かせるのに最適。子供が楽しみながら、知らず知らずのうちに学ぶことができます。

――読み聞かせは、子供の心をはぐくむ大切なコミュニケーションです。子供は、新しい言葉を覚え、想像力を膨らませて内容を理解していきます。実際に生きた偉人の物語は、新たな感動と発見をもたらし豊かな心を育てる糧となります――
『親子で学ぶ偉人物語』より

私も以前、『親子で学ぶ偉人物語』を購入し、長女に与えたことがありましたが、当時まだ2歳にもなってなかった娘は、そのプレゼントの内容を理解するより先に噛んだり、なめたり、破り散らしたりして遊び倒していました。「こんな使い方もあるだ」と学んだいい思い出です。そんな娘も今や小学校低学年。ちょうど4月30日までの期間、新旧の『親子で学ぶ偉人物語』20冊分がまとまった「入園・入学祝い『家族で学ぶ』セット」が販売中ですので、これを機に下の2人の分も買って読み聞かせようかなと思う、今日この頃です。

 

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