ジャポネース・ガランチード
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ジャポネース・ガランチード

希望のブラジル、日本の未来

丸山 康則 著

四六判 352頁

ISBNコード:978-4-89639-179-4

商品説明

ブラジルの大地に根づく日本の心。挑戦と創造の百年を生きる!

多くのブラジル人から「日本人なら間違いない」と信頼される日系人たち。彼らの壮大な移民物語を知ることは、日本人の心の中に流れる挑戦と創造の精神を学ぶことである――。

【主な内容】

第一部  ブラジルで出会った人々

•国会議員として日伯の架け橋に――上野アントニオ義雄さん   
•レジストロ市 岡本寅蔵・久江夫妻の紅茶物語   
•移民医療と社会活動に尽くした 細江静男ドクター   
•両陛下からの年賀状――サンパウロの警護武官・西 礼三さん   
•究極の蘭を求めて――高梨一男さん   
•セラードにコーヒー農園を作った下坂 匡さん   
•センス・ラーモス村に剣道場を作った 尾中弘孝さん   
•サン・ジョアキンのりんご村と後澤憲志博士  
•”ビーバ・ジャポン”を主導した 日野寛幸さん   
•リオ・グランデ・ド・スール州のコロニーを訪ねて

第二部  日本発見の旅

1.十津川を訪ねて――荘厳な輝きに誘われる曼荼羅の地   
2.長野県須坂市を訪ねて――りんご作りに生涯を捧げた後澤憲志さんへの旅

第三部  希望のブラジル、日本の未来

 
1.変わりゆく日系社会と今後のあり方  
2.日本人は世界に貢献できる力を持っている   
3.次世代の子供たちの交流を見つめて

【著者略歴】

丸山 康則(まるやま やすのり)
昭和3年(1928)、長野県生まれ。29年、京都大学文学部(心理学専攻)卒業。34年、京都大学大学院博士課程単位取得退学。日本国有鉄道労働科学研究所次長、横浜国立大学経営学部教授、麗澤大学国際経済学部教授・学部長などを歴任。現在、麗澤大学名誉教授。文学博士。 著書に、『ブラジル百年にみる日本人の力』(モラロジー研究所)、『職場開発入門―生きがいの探求』(交通文化協会)、『旅の落書帖』(日本生産性本部)、『産業における組織と人間』(編著、朝倉書店)、『事故予防の行動科学』(編著、福村出版)、『明日の安全への道しるべ』(交通安全出版)、『いきいき安全学』(中央労働災害防止協会)、『ヒューマンエラーの心理学』『ヒューマンエラーの科学』『事例で学ぶヒューマンエラー』(いずれも共編著、麗澤大学出版会)等がある。

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