歴史学の立場から説く「日本文化の本質」
所 功 著
四六判 336頁
ISBNコード:4-89639-099-7
【主な内容】
歴史学の立場から、皇室の伝統と日本文化を分かりやすく解説した書
歴代天皇の特質、天皇の人生儀礼、皇室の用語、国旗と国歌等について広い視野から説く。
(目次)
はしがき―皇室への関心
前編 皇室の伝統を考える
1.歴史から見る天皇
2.天皇に関する基礎知識
3.東宮御学問所の『國史』
4.新日本建設の詔書
5.象徴天皇=立憲君主論
6.平成の即位礼と大嘗祭
7.皇太子御成婚の儀
後編 日本文化を見直す
1.お伊勢さんの式年遷宮
2.”耕す”文化の再生
3.”日本学”のルーツ
4.日本建国の神話と歴史
5.祝祭日と冠婚葬祭
6.国際常識の国旗と国歌
7.元号「平成」とその現状
あとがき―初出誌と関連稿
付録一 皇室略系図
付録二 皇室略年表
【著者略歴】
所 功(ところ いさお)
昭和16年(1941)12月12日、岐阜県生まれ。名古屋大学文学部・大学院(修士課程)卒業。皇學館大学助教授、文部省教科書調査官(社会科日本史)などを経て京都産業大学教授。同61年、法学博士(慶應義塾大学、日本法制文化史)。平成24年より京都産業大学名誉教授、モラロジー研究所道徳科学研究センター教授(研究主幹)、麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授、皇學館大学特別招聘教授。伊勢神宮評議員、靖国神社崇敬者総代など。
著書:『伊勢神宮』(講談社学術文庫)、『京都の三大祭』(角川選書)、『靖国の祈り遥かに』(神社新報社)、『天皇の「まつりごと」』(NHK出版生活人新書)、『「国民の祝日」の由来がわかる小事典』(PHP新書)、『国旗・国歌の常識』(東京堂出版)、『皇位継承』(共著、文春新書)、『皇室事典』(編著、角川学芸出版)、『皇室の伝統と日本文化』『皇室に学ぶ徳育』『歴代天皇の実像』『あの道この径100話』(モラロジー研究所)など。