生涯学習ブックレット 日本の建国と発展の原動力
商品情報
生涯学習ブックレット 日本の建国と発展の原動力

世界にも稀な歴史をもつ国・日本の国柄を再確認する

所 功 著

A5判 64頁

ISBNコード:4-89639-096-2

商品説明

国家として2000年以上も存在し続けている日本。その「有り難さ」を再確認し、「日本を一つの大きな家族的国家として建設する」という建国の理想に思いをめぐらす。

本書は、「建国記念の日」にあたり「皇室の伝統文化と日本文化」についての講話に加筆・修正したものです。
――わが皇室・朝廷の基を築かれた神武天皇は、すでに少なくとも約2千年前、いわば一大家族国家の建設を理想に掲げられ、それが以降の歴代天皇および心ある人々により受け継がれてきました。そのような伝統的精神のおかげで、幕末の混乱も敗戦の苦難も見事に乗り越えてきたからこそ、今日の平和と繁栄も享受することができるのだ、と私は考えております(本文より抜粋)―

世界にも稀な歴史を持つ国・日本で、皇室に受け継がれてきた日本の心。
国が存在することの「有り難さ」を強く感じさせてくれる1冊です。

63ページにまとめられたブックレットタイプ。
御世代わりの2019年を迎えるにあたり、年末年始のちょっとした時間にいかがですか?

【主な内容】

•「記念日」に対する国内外の意識
•「建国記念の日」のもつ意味
•世界の国々の成り立ち
•国が一つにまとまることの大変さ
•国が存在することの「有り難さ」
•人間と同じような国家の生命
•「生命体」の国家を支える人々の心
•国旗・国歌に示される国のあり方
•神武天皇の実在は否定できない
•文字のない時代は「語り部」が伝承
•神武天皇の「令」とその実年代
•神武天皇の掲げられた建国の思想   
•「八紘を掩ひて宇と為さん」の本義
•佐幕派も倒幕派も、皆尊王・愛国者
•「王政復古の大号令」と「五箇条の御誓文」
•昭和天皇の「新日本建設に関する詔書」
•理想をもつ国家としての一貫性
•西暦と年号のもつ意味の違い
•”平和達成”を理想とする「平成」元号
•敬宮さまの「敬」を「とし」と訓む理由
•家庭的な「同胞愛」を取り戻す
•「四恩」とりわけ「国王の恩」への感謝
•シンボリックな「菊の御紋」と「日の丸」
•皇居の勤労奉仕により学ぶこと
•国際コメ年に見直す稲作のおかげ
•むすび――日本の原動力

【著者略歴】
所 功(ところ いさお)

昭和16年(1941)12月、岐阜県生まれ。41年、名古屋大学大学院修士課程修了。皇學館大学助教授、文部省教科書調査官など経て、56年から京都産業大学教授(教養部→法学部・日本文化研究所)。モラロジー研究所道徳科学研究センター客員教授、麗澤大学比較文明文化研究センター客員教授。法学博士(慶応義塾大学、日本法制史)。著者:『平安朝儀式書成立史の研究』『宮廷儀式書成立史の再検討』(国書刊行会)、『皇室の伝統と日本文化』『国旗・国歌と日本の教育』『歴代天皇の実像』(モラロジー研究所)、『年号の歴史』(雄山閣出版)、『国旗・国歌の常識』(東京堂出版)、『皇位継承』(共著、文春新書)、『天皇の人生儀礼』(小学館文庫)、『伊勢神宮』(講談社学術文庫)、『京都の三大祭』(角川選書)、『菅原道真の実像』(臨川書店)、『三善清行』(吉川弘文館)、『靖国の祈り遥かに』(神社新報社)『「国民の祝日」の由来がわかる小事典』『皇位継承のあり方』(PHP新書)、『天皇の「まつりごと」』(NHK出版 生活人新書)、『皇室事典』(共編著、角川学芸出版)等。