廣池千九郎エピソード〈第三集〉 道経一体への道しるべ
商品情報
廣池千九郎エピソード〈第三集〉 道経一体への道しるべ

「廣池千九郎の経営指導」をひもとく

モラロジー研究所出版部 編

新書判 117頁

ISBNコード:978-4-89639-235-7

商品説明

モラロジーの創建者・廣池千九郎(1886〜1938)の姿を伝える逸話集。

この第三集では、大正時代から昭和初期にかけての時期に、事業経営に関する指導を受けた人々が語るエピソードが収録されています。

【主な内容】

刊行にあたって

凡例

一、事業の本は品性   
•共同事業は賛成できぬが、お互いに誠の心を資本として始めなさい (香川 景三郎)
•何でも人間本位に考えて、人心救済のために事業をするという心になる (香川 景三郎)
•事業を始める前に、この教えによって品性をつくる (香川 景三郎) 
•道徳と経済は一つで、精神は道徳、形は経済である (松浦 香)
•事業というものにも伝統がある (松浦 香)
•済んだことを不平に思ってはならん。その金は月謝だと思いなさい (松浦 香)
•事業の本は人にあり、人の本は道徳にあり (松浦 香)  
•いつも力いっぱい、背伸びしっぱなしの経営法では行き詰まる (松浦 香)

二、経営の心   
•よいことに使わせてもらってこそ、大難は小難にとどまる (松浦 香)
•あなたが神様のご用をすると言ったから、神様のためにしたのである (松浦 香)
•迅速、確実、典雅、安全 (松浦 香)
•質を尊び量を次とす (松浦 香)
•よらず、くささず、ねぎらず (山田 隆造)

三、運命を開く   
•大勢はいかんともすることはできぬが、まず安心して最高道徳を実行しなさい (大野 彦太郎)   
•物をつくる工場ではつまらない。人間をつくる工場でないといけない (十川 栄)
•利己主義の精神で事業を拡張したらならば、苦労が大きくして結果がよくない (十川 栄)
•報告をすることは、親を喜ばすことだ (十川 栄)
•目に見えない相手に電話をかける場合でも、常に人心救済の心で (十川 栄)   
•ノアの箱舟に救われるような運命を開くことに努力しなければならぬ (桑原 誠堂)
•物をつくるにも売るにも、名物になるようなものをつくりなさい (小山 政男)
•モラロジーはあなた自身を幸福にする学問です (畑 寿郎)

【執筆者一覧】
大野 彦太郎(1887〜1963)・香川 景三郎(1884〜1974)・桑原 誠造(1901〜1981)・小山 政男(1901〜1979)・十川 栄(1902〜1993)・畑 寿郎(1891〜1969)・松浦 香(1901〜1989)・山田 隆造(1903〜2002)